〜・〜G.S.KABIR展〜・〜
2004年4月9・10・11・16・17・18日
オープニングパーティー8日(木)
音楽:カンツォーネ
カビールさんの技法は、紙に何層もの油彩を施し、上の絵の具が乾かないうちに削り取り、下の色を出すと言う方法です。全体に静かで渋い色調の中に下地の鮮やかな色が現れています。日本の着物地を連想させる色調です。しかしながら、カビールさんのかつての作品の中には、戦争の悲惨さを思わせる作品もあります。カビールさん10歳の時からバングラディッシュ独立戦争が始まったそうなので、長年にわたる戦時下の生活がそれらの作品を生み出したのでしょう。心のどこかが壊れてるような絵です。それに比べると、現在の作品は、静かなシリーズであったり、楽しいシリーズであるのを見ると、日本での生活がカビールさんの心を癒しているのかな〜と感じ、うれしいですね。 ♪<G.Sカビール展オープニングコンサート カンツォーネの佐藤重雄さんでした。 *プログラムはアルバムより、オーソレミオ、ヴォラーレ、クアンド・クアンド・クアンド、人知れぬ涙、思い出のサンバ、リンゴ追分、など。 *カンツォーネによくある甘いテノールではなく、男っぽく厚みのある声で、暗さも秘めた、こういうカンツォーネの方が、大人っぽくていいな〜。ステキでしたよ〜! |
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