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〜笹岡敏明展<平面>


2005年7月8・9・10・15・16・17日
オープニングパーティー7日(木)

音楽:アフリカンパーカッション


 笹岡さんの作品は、上の自作の詩にも見られるように自らの心の奥から沸きいずるものの表出と、そのものとの共生を試みようとする作業のように思われます。
 素材は、麻布、陶土、顔料、流木。パンルに顔料を塗り、流木を張り、麻布でくるみ、陶土を上から塗る。その上を裂いたり、バーナーで焼いたものもあります。BGMのパーカッションだけの音楽が、息遣いにも鼓動にも聞こえます。

 パーカッショニストの山本智紀さん率いるメンバーのパフォーマンス。西アフリカのセネガルの踊りとアフリカ楽器「ジェンベ」の演奏でしたが、途中から、全員参加のお祭りになりました。手と足の同じ側が同時に出るスタイルと、リズムは、なぜか日本の阿波踊りと同じです。修練されたダンスは流石のものがありますが、下手は下手なり、太鼓に合わせて楽しい時間でした。アーティストの笹岡さんが、ぜひにとお願いした山本さんの音楽は、作品を創る時ながしているBGMと同じパーカッションでした。